さて現在FXで最初の取引を始めてひと月がたとうというところ。
少し慣れてきたのでちょっと応用を効かせてみようと思い立った。
FXには注文方法がいくつかあるんだけど今回はそのうちの一つ。
OCO注文。
これを使ってみようと思う。
そして狙うは日本時間12月13日22時30分からの「米11月消費者物価指数(CPI)」の発表。
OCO注文とは
もちろん使うのは初めて。
OCO注文というのは「ここまで下がったら買う」というのと「ここまで上がったら売る」というのを同時に注文できる方法のこと。
そしてこのどちらかが成立した時点でもう一方は自動でキャンセルされる。
例えば為替の変動にかかわる材料が特になく一定の値幅で上がったり下がったりを繰り返しているときなんかに有効ですね。
それとは逆に「ここまで下がったら売る」というのと「ここまで上がったら買う」ということもできる。
何かのイベントが直後に控えていてそれにより為替が大きく変動することが予想されるがどちらに動くかはその時にならないとわからないといったときに有効。
今回やるのは後者ですね。
消費者物価指数(CPI)
今回のイベントについても軽く触れておこう。
消費者物価指数(CPI)というのはざっくり言うとこの指数の値が高いとインフレが進行しているってこと。
インフレっていうのは物価高ですね。
ものの値段が上がっていることを言います。
アメリカが今なぜ利上げをしているのかというとこのインフレを抑え込むため。
利上げによって景気を圧迫してものが売れなくなる。
ものが売れなくなるとものの価格が下がる。
結果インフレがおさまる。
となるわけですね。
で、FXで大事なのはこの値が市場の予想と比べて高いか低いかです。
予想より高い =思ったよりインフレが深刻 →より強い利上げ →ドル高
予想より低い =思ったよりインフレが落ち着いてきている →利上げペースが弱まる →円高
となります。
実際にOCO注文してみよう
22時頃。
CPI発表まであと30分というところ。
少し早いかとも思いましたがあまりギリギリにしてやり方がわからず時間切れとなるのも嫌なのでOCO注文をやってみることに。
これでOKかな?
少し余裕を見て今の価格から0.3円ほど振れたときに実行されるようにセットしました。
割とあっさりできたのでまだちょっと時間がありますがイベント直前は基本的に大きな値動きはないはずなので問題ないでしょう。
結果やいかに
正直CPIの発表がどのようにして行われるのか知りません。
誰かが壇上に立ってプレゼン形式で発表するのでしょうか。
それともどこかのWEBサイトにアップされるのでしょうか。
時間になってすぐの発表なのかそれとも少しタイムラグがあるのか。
レートが動いたのは22時30分になった直後でした。
一瞬にしてロウソク足が下に伸びていきます。
これに関しては時間になったら即発表のようですね。
肝心のOCO注文の結果はというと、
爆益!!
どうやらCPIの指数は市場の予想より低かったようです。
一瞬にして2円ほど円高がすすみました。
一時3万円近い利益があったけど渋っているうちに反発。
それでも2万円以上のプラス。
OCO注文万歳w
OCO注文は使えるか
めっちゃいいじゃんOCO注文。
と、思うかもしれないが一概にそうとは言えない。
少なくとも今回のような使い方は今後はやめようと思った。
なぜか。
リアルタイムでチャートを見ていたからわかる。
22時30分になった直後。
一気に円安に振れて売り注文ラインにかかった。
ここまではいい。
ただそこから一瞬円高に振れる瞬間があった。
確か5、6千円ほどのマイナスが一瞬でた。
その次の瞬間には一気にプラス域に落ちていったが一瞬でも円高に振れる瞬間があったというのは恐ろしい。
つまり最初に円高に振れて買い注文ラインにかかった後、一気に円安となる可能性もあったということだ。
もしそうなった場合4万円以上の損失が出ていただろう。
今回のCPIの結果は明確に円安に振れる結果だったからまだよかったけど市場の見方が分かれるような結果となることも十分考えられる。
そういった場合上で言ったようなことになる可能性も高まる。
初心者はイベントに手を出さない方がいいとは聞いていたがその意味がよく分かりました。
結果は大勝だったけどね♪w
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