さて前回の続き。
↓前回
今回はいよいよ実践編ということで実際にトレードに参加してみたいと思います。
この時点の私の知識は以下の通り。
- 円が上がりそうだったら「新規買い注文」、円が下がりそうだったら「新規売り注文」で入る
- 新規の売り、買い注文は決済注文まででワンセット
- ローソク足のグラフの見方を一読
はたしてこれだけの知識でやっていいものなのか。
早速検証してみましょう。
疑問１：最大建玉可能数量と入金額の差
まず一戦目。
これは「売り」から入ると決めていました。
理由は後述。
『２WAY』というやり方はまだよくわからないのでとりあえずは『成行』で注文しようと思う。
成行っていうのは価格を指定しないで注文する方法ですね。
その時の価格で決済するのですぐ取引できます。
この辺は株を買う時に調べてたからわかるぞ！
真ん中に注文できそうな画面があります。
ここで最初の疑問。
最大建玉可能数量ってなんぞ？？
いや、そんなことより１８，８１３USD？？ってことは、、、いくらだ？
最大建玉可能数量
ようするに最大注文できる建玉数ってことでしょう。
じゃあ建玉ってなに？
これは買い注文、または売り注文してまだ未決済のものをいうらしい。
まだ換金してないパチンコ玉と思ったらいいかな？
最大建玉可能数量というのは今の軍資金で買える最大のパチンコ玉というイメージ。
数量欄にはいくら注文するかというのを入力するのでしょう。
で、どちらも単位はUSD。
つまりドル。
てことは最大で１８，８１３ドルの注文が可能ということ。
・・・って、いくらだ？
ざっと２５０万円。
は？
１０万円しか入金しておりませんが？ｗ
FXの仕組みがわかってないとこの時点で恐怖で取引なんてできません。
レバレッジとは
なぜ１０万円しか入金していないのに２５０万もの大金で取引できるのか。
これは『レバレッジ』と呼ばれるものですね。
日本語で言うと “てこの原理”。
少ない力で大きなものを動かすあれです。
もとで１０万円で２５０万円分の取引をする場合 “レバレッジ２５倍” といいます。
なぜこういったことができるのか。
それは “ロスカット” という仕組みがあるからです。
１０万円で２５０万円分の取引をするには２４０万円をどこかから借りてこないとできません。
でもそんなお金かしてくれるとこなんてどこにもありませんよね。
だったら借りたことにするんです。
２４０万円借りたことにして２５０万円で取引をする。
じゃあどうやって返すの？
取引が終われば返します。
勝てばもちろん返せますよね。
１０万円の元手で２４０万借りて５千円勝ったら２５０万５千円あるわけだから。
負けても１０万以下であれば返せます。
問題は１０万以上負けた場合。
もとでが１０万円しかないわけだから返しようがありません。
だからそうならないような仕組みがロスカットです。
これ以上含み損が出たら返せなくなるので強制的に決済するという仕組みです。
だから実際には１０万以上負ける前に強制終了となるわけです。
この仕組みがあるからこそ軍資金の２５倍の取引が成立するんですね。
疑問２：ドルがないのに売り注文できるの？
これは後述するといった『売り』から入った理由。
売り注文ってドルを売るってことだよなぁ。
今円しか持ってないのにドルを売るなんてできるの？
結論から言うとできました。
でも仕組みはよくわからん。
『売り注文』というのはドルを売って円が下がったらドルを買い戻すことだよな？
円が下がったら結果的により多くのドルを買えるからもともと持ってたドルより増える。
ってことで理解していたけどもしかしたら違うかもしれない。
これは予想だけど実際にドルを売り買いしているのはFX事業者なのかな。
こちらが注文した数量に応じてFX事業者がドルを買ったり売ったりしている？
まぁこの辺の仕組みはあまり深く考えず単に上がるか下がるかのギャンブルと思ったほうがいいでしょう。
一戦目の結果
とりあえずいきなり全突っぱはさすがに怖いので１，０００USDからやってみることに。
注文は簡単にできました。
真ん中の画面から数量を入れて売りか買いを選択するだけ。
もちろん売りなので下がりそうなタイミングを見計らってやってみました。
注文が終われば建玉一覧に表示されます。
この評価損益のところがプラスのときに決済すれば勝ちですね。
左に決済ボタンがあるのでここから決済できそうです。
さてここから目が離せないので画面がとれておりませんが結果だけ言うと１１０円勝ち。
初戦は見事勝利です！！
二戦目の結果
この流れで今度は『買い』から入ってみます。
買いなので円があがりそうなタイミングを見計らっていきます。
ちなみにこのタイミングは自己流です。
まずこんな安易な考えでは読めるわけないし特に説明はいたしません。
万が一勝ち続けることができたら書きたいと思いますがまぁ他にもっといい読み方はあると思います。
今回は５，０００USDで勝負。
１，０００USDのときより評価損益のふり幅が大きいです。
結果は６８８円勝ち。
ふむ。
勝てるじゃないか。
まぁたまたまかもしれない。
結果一覧
３回、４回と１０，０００USDで勝負しました。
こちらが１戦目から４戦目までの結果の一覧です。
合計５，１６１円勝ち。
まずまずいいんじゃないでしょうか。
ビギナーズラックかもしれませんが４戦負けなし。
４戦目は最初に１，０００円くらいマイナスに振れてあせりましたが何とか盛り返してくれました。
で、ここまで意識してませんでしたがこうしてみると為替のふり幅でいうと大きくて約０．１円～０．３円くらいで決済していることがわかります。
このふり幅でこれだけの利益が出るのはレバレッジ効果ですね。
FXをやるまでは知りませんでしたが確かにレバレッジがなければやってられません。ｗ
ただ逆にそれだけ負けるときも大きいってこと。
時に為替は大変動します。
数円単位で急激に動くこともある。
もしそのときに逆にはっていたら、、、、
お、おそろしい。
FXやってみた感想
FXって敷居が高そうなイメージだけどやってみて一番感じたのは「こんなにお手軽なんだ」っていうことですね。
数量入れてポチっと押せば注文完了。
ポチっと押せば即決済。
今はアプリもあるしより簡単です。
ただしリスクは決して小さくないなといった印象です。
いっきに全部吹っ飛ぶ可能性もあるんじゃないか？
どっぷりはまるのは危険。
あと時間は取られる。
やっぱり注文を入れたらなかなかチャートから目が離せません。
何かしながらするにしてもソワソワして集中できないので電車とか移動時間中にやるのがいいかもしれません。
FXを続けるかいなか。
今この４戦を終えた結果、根がギャンブラーな私の心理はこう。
→なんか勝てそう。
→これ１０倍の元手でやってたら５万勝ちってことだよな？
→よし、もっとでかい金額でやろう。
そしてこうなる。
→大負け
→こんなはずじゃなかったのに。。。
もう目に見えてます。
なのでもう少し１０万円で遊んでみようかと。
これをどこまで増やせるのか。
それとも全部吹き飛ばしてしまうのか。
ただ間違ってはいけないのが本来の目的はFXを知ること。
もし１０万円溶かすようならきっぱりやめる。
そう心に誓っておきましょう。
次回！
「ふくじろうギャンブルの闇に飲まれる」
こうご期待（泣）
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