投資を始めてからよく「PER」とか「PBR」というのを耳にしますね。
他にもやたらと3文字のアルファベットがでてきますが特にこの2つはよく聞く!
今回はその「PER」について勉強してきたのでなるべくわかりやすく解説したいと思いますよ!
使用アプリ : moomoo証券
参考企業 : デンカ(4061)
moomoo証券でPERを確認するには個別銘柄の画面で「分析」タブの「企業評価」のところをみればわかる。
moomoo証券
詳細をタップすれば他にPBR、PSRをみることができる。
PERとは
早速Google先生に聞いてみよう。
PER
Price Earmings Ratioの略で株価収益率。
株価がEPSの何倍の価値になっているかを示す。
その企業の利益と比べて割高か割安かを判断するのにつかわれる指標。
なるほど!
たまたまだけど前回やったEPSが関係あるらしい。↓
つまり出してる利益に対して今の株価がお安いのかお高いのか判断するための指標ってことだ。
デンカを例に見てみる。
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デンカは現在(2024/5/20取引終了後)でPER16.50。
下に業種平均が書いてあるけどそれより若干低い。
てことはPERの観点で見ればこの業種にしては若干割安ってことだな。
実際に計算してみる
では実際に計算して本当にこれとイコールになるか見てみるとする。
やはり意味を理解するだけじゃなくその根拠となる数字から実際に求めてみることでより理解が深まります。
数学で例えると公式だけを理解するのと公式の証明まで理解しているのとでは応用力が全然違うのと同じ。(いや知らんけど)
直近の決算でEPSは97.05だった。
今(2024/5/20)の取引終了後の株価は2,287.0円。
株価がEPSの何倍かは単純に割り算したらわかる。
答えとなるPERは16.50。
2287÷97.05=23.565172
( ^ω^)・・・
全然ちげぇじゃん!!!!
理由はすぐわかったw
EPSは年次決算の値を使う。
利益なんて年間でみなきゃぶれぶれだろうしそりゃそうだよな。
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直近の年次決算のEPSは138.61
2287÷138.61=16.499531
ほぼニアリーなのであってると思う。
さらに詳細に分析してみた
「企業評価」の右の方にある詳細をタップすればさらに細かな分析が可能。
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過去の分布
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これ結構わかりやすいしおもしろいと思った。
青線がデンカのPER。
点線がデンカの過去平均。
緑線が業種平均。
薄い青帯が適正範囲。
これを見たら最近まで過去平均と同水準で業種平均よりも結構上に位置していたのに一気に下落したのがわかる。
しかも業種平均は下がってないというかむしろ若干上がっているからこの下落は業界の問題ではなくこの会社特有の問題なんだろうなと予想がつく。
ちなみに実際なにがあったかは知りません。w
PERの分布図
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これは縦軸が時価総額で横軸がPERの分布図。
青のドットがデンカ。
点線が業種平均で水色のドットが他社。
これを見るとまぁほぼほぼ業種平均付近。
特に言うことはなさそうだけど一つ飛びぬけてPERが高い企業があるのがちょっと気になるな。w
試しにタップしてみたらポップアップがでてその銘柄に飛べました。(イイネ!)
市場分布
moomoo証券
これはもひとつよくわかんなかった。
「市場平均」ってのは株式市場全体の平均ってことかな?
あまり意味ない気がするけどそれと比べたら少し割高ってことになるな。
まとめ
利益が増えると一株当たりの利益が増える。
つまりEPSが上がる。
そうなるとPERはEPSが株価の何倍かだから株価がそのままの場合はPERは下がる。
つまりその分割安になるというわけだ。
利益と株価によって上がり下がりするから利益に対しての株価の水準を判断する指標ってこと。
会社を買収することを考えるとイメージしやすいかも。
PERが高い場合・・・毎年100万円の利益を出す会社が1億円かぁ、、、高いなぁ。
PERが低い場合・・・毎年2000万円の利益を出す会社が1億円!?安い!!
見たいな感じかな。
イメージね。イメージ。
んでやっぱり「moomoo証券」がいい感じ。
図とかグラフとかとにかくUIが見やすいのがいいね!
次回は「PBR」についてやる予定です(^^♪
ではまた~。
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