元ZOZOの代表である前澤友作さんが新たに展開する話題の新サービス「カブアンド」。
なんとサービスを利用するだけでカブ&ピース社の株がもらえるとのこと。
今回はそのサービス内容や株をもらう仕組み、メリットデメリットなどをご紹介します。
気になるけど利用するかどうかまだ迷っているといった方は是非参考にしてください。
運営会社
社名 :株式会社カブ&ピース (KABU & PEACE Inc.)
会社概要 | 株式会社カブ&ピース
会社設立 :2024年2月9日
代表取締役社長:前澤 友作
資本金 :30億円
従業員数 :42名(2024年11月1日現在)
サービスの開始時期
サービスの開始は2025年の11月20日(水)
テレビCMやWeb広告もその日から流れ出すようです。
(2024/11/20:追記)
テレビCMが公開されました。
さんまさんをCMに起用するあたり前澤さんの本気さがうかがえます。
サービス料金と株の還元率
カブアンドは現時点(2024/11)で以下6つのサービスを展開しております。
詳しい内容については「カブアンド」のWebページをご確認ください→KABU& | 株がもらえるカブアンド
主にインフラ系のサービスなので内容については説明不要かと思いますが気になる料金とどのくらい株がもらえるのかというところを下記にまとめてみました。(2024年11月20日時点の内容です)
KABU&電気
編集中
KABU&ガス
編集中
KABU&モバイル
編集中
KABU&ひかり
編集中
KABU&ウォーター
編集中
KABU&ふるさと納税
編集中
株をもらう仕組みと手順
株をもらえる仕組み
サービスを利用することでその利用額に応じた株がもらえるということですが実はもらえるのは「株」ではなく「株引換券」です。
株引換券は1枚につき1円の価値があります。
例えばカブアンドのサービスを1万円分利用したとして、仮に還元率が5%だとしたら500枚の「株引換券」が付与されるということです。
これを実際の株と交換することで晴れて株を手にするという流れになります。
では株引換券が500枚で500株もらえるのかというとそうではありません。
株引換券はあくまで1枚1円の価値です。
つまり交換時の株価が1株あたり5円だとすると株引換券5枚で1株と交換ということになります。
10,000円利用 × 0.05(還元率5%) = 株引換券500枚
株引換券500枚 ÷ 5円(1株あたりの単価) = 100株
株引換券を株に引き換える手順
サービスを利用して株引換券をもらったからといって即、株と交換できるわけではありません。
申し込み期間があり、株を手にするにはその期間内で申し込みをする必要があります。
具体的な流れはまず、2025年4月25日でそれまでの業績などを元に第1期の株価が決定されます。
(※ここで決定された株価が引換時に適応されます。)
その後、2025年5月2日~2025年5月23日の期間中に申し込み手続きを行います。
(※申し込み手続きには本人確認が必要です。)
仮に第1期の株価が1株5円で株引換券を500枚所持していた場合、カブ&ピース社の株を100株手に入れることができます。
ただし、実際に株が付与されるのは2025年6月20日です。
第1期スケジュール
・2025年4月25日に第1期の株価が決定
↓
・2025年5月2日~2025年5月23日の期間中に申し込みを行う
↓
・2025年6月20日に株が付与される
また、この引換券は株と引き換えなければ1枚1円分の値引き券して使用することが可能です。
株のリスクを取りたくない方は値引き券として利用するといいでしょう。
(※株のリスクについてはデメリットで解説します。)
手順が回りくどいように感じるかもしれませんが手続き自体はウェブで簡単にできるとのことです。
メリット
前澤さん自身も”カブアンド”のメリット、デメリットを”X”でまとめておられました。
その中でも私が思うメリット、デメリットに絞ってご紹介すます。
カブ&ピース社の株がもらえる
何といっても株がもらえるというのがこのサービスの一番の特徴であり唯一無二です。
株というのはその企業の業績や将来性によって価値が変動するのでもしかしたらサービス利用料を相殺するほどの価値に上昇することもあるかもしれません。
また、あくまで可能性の一つとしてですが今後、配当金を出すこともあり得ない話ではないと思います。
(2024/11/20:追記)
サービス開始直前のライブ配信で配当について以下のように言及されてました。
- 配当金は少なくとも上場するまではだすつもりはない
(上場を最優先するために利益は事業拡大のための投資に回したい) - 上場後に配当を出す可能性はある。
- 上場がなかなか叶わない場合は未上場でも配当を出す可能性はある
株を持つことで金融リテラシーの向上につながる
投資経験のない方に限りですが株を持つことで投資に関心を持つようになるのではないかと思います。
私自身、つい数年前までは株を買うことはギャンブル同然のように思っていましたがたった一つのきっかけで考えが180度変わりました。
今の世の中、投資を「する」・「しない」では圧倒的に「する」ほうが有利です。
それは価値観の違いとかではなく社会の構造上の問題です。
そのことにいち早く気づき、知識をつけ、行動に移せた人が勝ち組になれます。
このサービスはその気づきのきっかけに十分なりうるのではないかと思います。
今後の展開にワクワクできる
私が思う最大のメリットがこれです。
株を持つということはその企業の成功や成長の喜びを一緒に分かち合うことができるということです。
例えば「売り上げが予想を上回った」、「ユーザー数が目標に達した」といったポジティブなニュースは株価上昇に期待できるので株を持っているからこそ喜びを感じることができます。
「それだけ?カブアンドに限ったことではないんでない?」と思うかもしれませんが同社は創業1年にも満たないできたてホヤホヤの企業かつ他でもないあの前澤さんが“人生をかける”といって立ち上げた会社です。
そんな会社が今回のサービスだけでとどまるとは思えません。
いずれ次の一手をうってくると思います。
次は何を仕掛けてくるのか、社会にどんなインパクトを与えるのか、そういったワクワクを味わえるのはカブアンドを置いて他にはないと思います。
(2024/11/20:追記)
サービス開始直前のライブ配信で興味深い話をされていました。
新たなサービスの展開についての質問に対して「有価証券届出書に記載していること以外は言えない」ということでしたが「頭の中で考えていることはいっぱいある」とのことでした。
同じようなことを令和の虎でも話されていたのでこれは今後の展開が楽しみですね。
また、上場したあかつきには株主総会を盛大に行いたいといったことも話されてました。
正直今までどこも出席したことはないのですがこの会社の株主総会には出席してみたくなりました。
もしかしたらカブ&ピース社の株を保有することで他の個別株では体験できないような特別なイベントが開催されることもあるかもしれませんね。
デメリット
現時点では未公開株なので売却できない
株を現金化するには売却する必要がありますが売却するにはまず上場しなければなりません。
上場するにはどんなに早くとも数年はかかるのでその間はいくら株価が上昇したところで無意味です。
そもそも上場できない可能性も十分に考えられます。
また上場できたとしてもロックアップによりすぐに売却できない場合もあります。
(※ロックアップは上場後の市場安定などを目的とした大株主が行う手段の一つです)
前澤さんはなるべく早い上場を目指すと言っていますがそう簡単な話ではないというのが現実です。
ただ、一度ZOZOを上場させた経験や前澤さん自身が大きな広告塔にもなるので上場できる可能性も十分あるとは思います。
株価が下落する可能性もある
上場、未上場に関わらず例えば1株5円で株と引き換えたのに業績次第では1株1円になってしまうことも可能性としては考えられます。
もしそうなるとその時点では値引き券として使っておいた方がお得だったということになります。
もちろんそこから株価が上昇して1株5円以上になることもありますが価値が変動する以上入手したときから下落する可能性も十分にあるということは頭に入れておく方がいいでしょう。
追加で株が発行された場合、希薄化する恐れがある
現時点でのカブ&ピース社の株の発行総数は36億株です。
その内、サービス利用者に付与する予定の株は6億株です。
つまり利用額に応じて株を付与するといってもいずれ限界がくるということです。
前澤さんは「令和の虎」に出演されたときに限界が来たら募集を一度打ち切るといったことを言っておられたので限界=即発行というわけではないと思いますが事業が順調であればあるほど追加発行は速く訪れることになるかと思われます。
そして株の総数が増えるということは1株当たりの純利益(EPS)が減少するので株価の低下を招く恐れがあります。
これを「希薄化」といいます。
前澤さんはカブアンドの場合利用額に応じて株を付与するので株を発行するということはそれだけ売上が上がることに繋がるので希薄化による株価の影響を少なくできるのではと考えているようですがこればっかりはやってみるまで分からないですね。
(2024/11/20:追記)
サービス開始直前のライブ配信では希薄化をさせないための方法を模索中とのことでした。株式の追加発行があるとしたらまだ先のことだとは思うのでそれまでにいい方法が見つかるといいですね。
関連動画
カブアンド関連で前澤さん自身が出演されている動画をまとめました。
前澤さん本人の口から語られるカブアンドについての説明や質問に対する答え、事業にかける思いなんかを見ることができます。
令和の虎
前澤さんが「令和の虎」に「志願者」として出演されました。
「令和の虎」はショートでたまに流れてくるのを見る程度ですが「虎」がカブアンドをどう切るのか気になって見てみました。
が、のっけから受け入れ態勢全開でちょっと期待外れでしたね。w
もっと厳しい目で際どい質問をぶつけてほしかったところです。
前澤さんもそのつもりのようでしたのでよっぽど事業に自信があるのでしょう。
ホリエモンこと堀江貴文さんのYouTube
田端信太郎さんのYouTube
まとめ
以上、カブアンドの現時点で判明しているサービスの詳細とメリットデメリットにつていでした。
事業がうまくいくかは始まってみないと何とも言えませんが話題になることは間違いありません。
すでにSNSや投資系YouTuber界隈でも話題になりつつあり賛否両論で盛り上がっております。
それらの意見もまとめて答え合わせをしてみるのも面白いかもしれませんね。
私はサービスが開始されれば価格にもよりますが利用する予定です。
これからカブ&ピース社がどのような展開を見せるのか楽しみですね。
ではまた!
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