青汁王子の失敗から学ぶ投資の鉄則3選!!

勉強

100万円企画で買ったトヨタの株が翌営業日3%も下がっちゃったテヘ。
あせって入ると逆ひくよね。


さて投資界隈は今「青汁王子」が話題ですね。
正直テレビをほとんど見ない私は「誰?」ってなりましたがWikipediaで調べてみたら物凄い経歴をお持ちでした。

高校退学 → アフィリエイター → 企業 → バンド活動 → FX → 株トレーダー → 青汁ネット通販 → ホスト → Youtuber → アイドル

人生10周くらいしないと踏めないでしょこれ?w
それでいて私より若い。
この行動力とビジネスセンスは才能ですね。


この度の大暴落で大損したとのことですがこの経歴と実績があるならまた資産を築けるのではないでしょうか。
ただこの一件で「投資=怖い」というイメージがまた広まりかねないですね。
私もかつてはそうでしたが今ではこれからの世の中「投資は必須」とまで思っています。
とはいえリスクがあることは確か。
なので今日は青汁王子の失敗から学ぶ「投資で破産しないための鉄則3選~」ということでお送りしていきたいと思います。

青汁王子さんのことの顛末

まずはことの顛末をサクッと説明。
Youtubeを見たところざっくりとですがこんな感じ↓

日経平均株価一回目の暴落でパニクッになり投げ売り、、、ではなく今がチャンスか?とばかりに株を買い増し、さらに信用取引にも手を出したとのこと。で、二回目の暴落(過去最大)をくらって何とかしなくてはとさらに買い増し。信用取引の追証もあり挙句の果てに会社のお金に手を出しました。(100%株主だから法には触れないようです)20億あった資産は3分の1になり売ると損失を確定させてしまうため売るに売れず凍結状態。結果、現金がなくなり家賃1700万円のマンションを退去。また近々大金を支払う予定あり

ふくちゃん
ふくちゃん

家賃1700万てどんなだよ!!汗
家建てたほうがよくね?

正直聞いたことない額だよな。
お金持ちの感覚はよくわからんがきっと何か付加価値があるんだろうさ。

鉄則その1:投資は余剰資金でやろう

今回青汁王子さんがここまで追い込まれている理由は近々数億円規模の現金の支払いが待っているからですね。それが無ければ別に体を壊したわけでもないし築いた資産に見合うだけの収入はあるだろうからそこまでピンチではないように思います。
まぁ精神的にかなり削られることに変わりはありませんが。

個人の資産は凍結している上に現金はゼロ、さらに会社の運転資金にも手を出している。そんな中、数億円規模の支払いが控えているから完全にまいっているわけですね。

じろちゃん
じろちゃん

支払いがあることがわかっていながら株に使いこむとは、、、完全に暴走モードに突入してるね。

株を売って現金に変えるという方法もあるのにそれをせずにいられるのはまだましかもな。最悪なのは現金を用意するために暴落中の株を売らざるを得ないという状況だ。

ちょっと住む世界が違いすぎるのでこれを一般人に置き換えてみよう。

月々の生活費は給料で賄えるから今ある貯金300万円をぜーーーんぶ株につっこんだとする。
ところがケガをしてしまい半年は働けなくなり収入がゼロ。
ちょうどそのころ株が暴落して300万円だった資産が150万円に。
収入ゼロの半年間は生活のために株を切り売り。
ケガが治ったころには株は全て売却済みで300万円あった資産はゼロに。
株価は翌年、暴落前まで回復。

まぁ極端な例かもしれないけど要は現金を150万円くらい残しておけば株を売らずに済んだわけだ。
常に不測の事態ということは想定しておかなければならない。
この場合の不測の事態というのはしばらく収入が途絶えるといったようなことだ。

その為にもやはり現金は一定割合必要。
一般的に生活費の3か月分とか半年分とか一年分とかまぁ人により様々だけど万が一月々の収入が途絶えたとしてもしばらくは持ちこたえれるだけの現金を用意しておかなければならない。

最悪なのは現金が必要で株を売らざるを得ないという状況。
そんな時に暴落していたら目も当てられない。
安いところで売って食いつないでまた株を買えるくらいに現金を蓄えれる頃にはすっかり株価は元通りかそれ以上といったことになりかねない。

鉄則その2:リスク許容度の範囲内でやろう

青汁王子さんの最大の失敗は一回目の暴落で大量に買い増ししたことですね。
それさえしなければここまでの損失を抱えることにはなってないでしょう。
ただこれは結果によっては大成功となりうることですが今回は裏目にでました。
問題は「パニクッてしまった」というところです。

一回目の暴落でパニックになったということは自分のリスク許容度の範囲を超えているということになります。
株はときに暴落します。それこそ50%以上の暴落だって全然ありうるわけです。
いざ暴落したときにパニックになるということはその規模の暴落を想定していなかったということになります。

そこで投げ売り、買い増し、といった通常の精神状態ではやらないことをやってしまうんですね。
大事なのは冷静さを失わないこと。
どこまで下がったとしても、「あぁ~、さがってんなぁ~、だり~、」くらいで済むように株の割合を調節しておきましょう。

鉄則その3:信用取引するなら損切は必ずしよう

青汁王子さんは信用取引に手を出したと言ってました。
信用取引はレバレッジがかけられるので少ない資金で大きな利益を狙えます。
ただその分リスクも大きくなるので損切は必須です。
青汁王子さんはここまで下がったら損切するという注文を入れていなかったんじゃないかなと思います。
一部は損切したと言っていますがおそらく下がるのに耐えかねての損切です。
私が損切をしようと言っているのはそうではなく一定額下がったら自動で手じまいをするといういわゆる「売りの逆指値」を入れておこうということですね。

これが実はなかなかできないんです。
ですがこれができない人は信用取引に手を出さないことをお勧めします。

なぜ損切できないのか

あくまで私の経験則ですがなぜなかなか損切できないのか。
答えは簡単、「負けたくない」から。
損切をするということは負けを確定させるということです。でもみんな負けたくないんです。
今はマイナスだけどそろそろ反発してプラスになるんじゃないかという淡い期待からなかなか損切できないんです。

頭では損切しなきゃと思い一回やってみる時期があるかもしれません。
でもそこで経験することは「損切しなければ戻ってプラスになってたやん」ってことです。
そう、損切さえしなければ大抵の場合はプラス域に戻ってきたりします。そこからまた損切できなくなってしまうんです。
そしてそんなことを続けていると必ずドカンと一発くらってしまうわけですね。

損切は負けじゃない

損切ができるようになるには「損切は負けじゃない」というマインドセットが必要です。
これは確かテスタさんが同じようなことを言ってたと思いますが勝ち負けを一回の売買で判断するのではなく例えば一か月のトータルの収支で勝った負けたと判断することです。
例えば10回売買を繰り返してその内7回は損切してトータルで-1万円だったけどあとの3回のトータルが+5万円で収支は+4万円だった場合。
勝率で見たら負け越していますがトータルで考えたら+4万円、だからこれは「勝ち」。

この考えに至れるかどうかです。
よくよく考えたらわかることですがプロの投資家ですら株価の予想は難しいのに素人が勝率100%なんて無理に決まってるんです。
一度の売買で例え損切した結果、そのあとに株価が戻っていたとしても気にしない。
都度リセットして平均リターンが+であればOKというマインドでやる。
それで収支が-になるようであれば勉強不足かセンスがないかですね。

まとめ

以上、青汁王子の失敗から学ぶ投資の鉄則3選でした。
とまぁいろいろ偉そうに述べてきましたが実はこれらは私が、今直面している失敗でもあるんですね。

手持ちの個別株は軒並み下がってあっという間にマイナス(-)域になりました。
そして今、個別株を買いすぎたと後悔しております。
つまり自分のリスク許容度を超えていたことになります。

また株ではなくFxですがやめたといってからも実はまた再開していて結果、損切できずにドカンと大きく食らって一気に収支がマイナス(-)となりました。
今は損切は負けじゃないというマインドをセットして何とか挽回できないかともがいているところです。利益を残せるようになればFxの記事もまた書いていきたいと思います。

今回のような失敗はここでいくら書いても経験しないとわからないことかもしれません。
私は幸いなことに大きなリスクをとる前に気づけました。
皆様も投資をやる際はくれぐれもリスク許容度の範囲内で行うようにしましょう。

ではまた!

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